報道されない反原発の党、ついでに都政について

原発運動が盛んでしたが、たぶん今もまだまだ盛んでしょうが、次の選挙では原発は争点にされていないようです。原発に関しては最近は、マスコミも報道しようとしません。まるで国民に原発事故を忘れさせようとしているようです。マスコミは嘘ばかり報道している、という人がネット上にはいつもいますが、次の選挙に向けた報道に際しては確かにうなずけます。
では、民主党と比べても、はっきりしている反原発の政党には何があるか、ということで…
社民党
共産党
しかし、今回はもう一つ党ができたようです。
みどりの未来
この党は、90年代にできた小政党の議員の一部と、地方議員の集まりで、以前にも国会で活動していたものの、この数年間は地方議会に活動を絞っていたようです。
緑の党、つまり環境保護を主張する政党として、海外の緑の党にも認められているようです。
私も詳しくは知りません。だから特別にお勧めするつもりではありません。
僭越ですが、このブログを読んでくださった方々は、(もしいれば幸いです)、まずはとにかく棄権せずに投票しましょう。どこでもいいので適当に入れてみましょう。
できるならば情報収集して、投票先を自分で決めていただければ幸いです。投票権を持っているのであれば、気に入った党がないならば、取りあえず、自分が嫌な政党や、嫌な法案を通した政党やこれに追随した候補者、嫌な公約をかかげている候補者を外して、消去法で、複数の残ったらランダムに投票しましょう。あれ、あれこれうるさく条件を付けてしまったぞ、苦笑。


ついでにもう一つ。
私は東京都民ではありませんが、東京都民の皆さんへ。
東京都知事選挙は、今暫定都知事になっている、前副都知事とは別の人に投票しませんか?政治的立場はどうであれ、12年以上も同じ知事で、また同じような知事と同じような政治は、もう飽き飽きでしょう。私が都民なら、半貧困ネットワークの宇都宮さんにいれたいのですが・・・。それにしても、漫画原作者でありながら、かつて民主主義のために戦ったと謳いながら、漫画の規制を推進するのには呆れます。右派でも左派でも、あるいは今とは事情が違うので大学に行けなかった人でも、大企業のエリートでも、あるいは農家でも、男でも女でも・・・安保世代、全共闘世代、団塊世代のみなさんはみんな若者バッシング、フェミニズムバッシング、原発推進なのですか?それでいいのですか?そう思われてもいいのですか?

いくつかの雑誌やウェブサイト上の予想では「石原都知事の路線を継ぐ、今の副都知事になりそう」と言っているようですが、そんなものを見ても失望しない事です。石原都知事の路線を継ぐ人は、松沢成文、笹川堯、猪瀬直樹の三人もいる模様です。反石原の票も分散するでしょうが、現状維持の票も分散するはずです。
とにかく、このブログを読んでいる人がいるなら、かつ東京都民なら投げ出さず投票してください!

追伸。緑の未来は、読んで字のごとく緑の党に改名したそうです。緑の風とは別らしいです。今回は関東の比例代表のみの出馬になる見込みだったものの、今回は財政難で出馬の見込みがなく、かわりに、日本未来の党などの候補者を推薦しているようです。

漫画の規制強化の目的って、もしかすると・・・

橋本知事は、漫画の規制を実質的に強化する一方で、東南アジアでの日本の男たちの買春行為を正当化する発言をしたようです。
(橋本 徹に関するwikipediaの記事を引用すると:『サンデージャポン』で悪質リフォーム会社「幸輝」の社内旅行における広東省珠海市での集団買春問題に関して、「日本人による買春は中国へのODAみたいなもの」と発言)

以前このように書きました。
今思うのですが…漫画の規制強化は、ひょっとすると、日本人男性の買春するための海外旅行への国際社会からの批判から気をそらすための、買春を行っている政治家などの策略なのではないかと思う事があります。国内でもプチエンジェル事件とかいう事件で、裁判官か政治家とかにも児童買春の疑惑がかかったものの、うやむやになり、店のシステムなどもわからず全容解明に至ることなく終わっている、という噂も耳にします。(そういう方面の記事はよく覚えいていないし、私のような地下社会について何も知らない凡人には、はっきりしたことは推し量りようがありませんが・・・)

最近の都政・府政について

数年前の政権は、自由と称して経済と賃金を野放図にして人々を貧困に追いやり、責任と称して古い価値観を押し付けていた気がする。最近の都政や府政にも、同様のことが言えないだろうか。

有害図書とかいう訳のわからない仕組みを使って弱小出版社を潰し、有名でない漫画家を失業に追いやるのであれば、言論の自由はもちろん、経済活動の自由も否定していることにならないだろうか。自民党は数年前、規制緩和を叫ぶ一方で、何年にもわたって、何度も漫画の規制を試みていたようだが、有害図書はそれこそ、本当に無駄な規制である。


それこそ全くの独裁である。民主主義で起こって良いことでないし、商売が得意な大阪人らしくもない。雇用確保と経済振興を叫んでいる自民党らしくも、民主党らしくもない。若者の味方を謳っている公明党らしくもない・・・のではないだろうか。

文化の多様性

最近、と言っても一年前後前ですが、生物多様性が巷で話題になっていましたが、
文化の多様性を大切にできない人は、自然の多様性も大切にできないでしょう。いくらトラックの排気ガスの公害を大幅に減らしたといっても、むやみやたらと漫画を規制してはだめですよ。
バラにはカイガラムシが引っ付いていたりしますし、川を泳げばヒルに吸い付かれるかもしれません。不気味でも、これが「当たり前」です。殺虫剤をまくのは仕方がないですが、これを無視して自然はきれいなものと思い込むのはどうでしょうか。子供や青少年に関しても、警察に関しても、国家に関しても、メディアに関しても、文明に関しても同様です。

がんばろう日本、ではなくて・・・

自殺者が相次ぐこの国に、頑張ろうなんて言葉は無茶だ。きつすぎる。その言葉自体が頑張りすぎだ。

力が出なくても、明日が見えなくても、がんばれなくても、希望がなくても、生き続けよう。生き延びよう。死ぬんじゃない。

有害図書指定という名の女性差別

さらに少しだけ書き足しました。

最近、ボーイズラブやレディースコミックの有害図書規制が増えていると聞きます。私がこうした本のことはよく知りませんが、こうした本の出版社は、多くはベンチャー企業のようです。青少年健全育成の名を騙ったベンチャー企業つぶしではないのか、と思う時があります。それとも、こうした作品を書く漫画家の多くが女性なので、女性が活躍するのを嫌ってこうした行動に出ているのでしょうか。あるいは、「女性の、女性による、女性のための」性表現が大嫌いなのでしょうか?もしかしたら、漫画などを使って性的欲求を満たす行為を、男性には認めて女性には認めないつもりでしょうか?有害図書規制は、青少年健全育成を大義名分とした、比較的有名でない出版社や漫画家を標的にした、弱い者いじめと女性差別ではないでしょうか。
上の世代の女性と、下の世代の女性、あるいはPTAに参加する女性とボーイズラブが好きな女性を意図的に対立させ、女の連帯を崩そうとしている、という感じもします。

漫画の規制を実質的に強化する一方で、橋本知事は東南アジアでの買春行為を正当化する発言をしているようです。
(橋本 徹に関するwikipediaの記事を引用すると:『サンデージャポン』で悪質リフォーム会社「幸輝」の社内旅行における広東省珠海市での集団買春問題に関して、「日本人による買春は中国へのODAみたいなもの」と発言)
おそらくこうした人々は知らないのでしょうが、東南アジアでの売春に関しては、女性が多数人身売買されたり、奴隷に近い扱いを受けていて、日本のマフィアも関与しているという話があり、このような人が性表現の規制を行うのは極めて奇妙であり、この手の政治家は漫画規制を使ってこの奴隷に近い扱いの問題から人々の注意を逸らそうとしているのかもしれません。
石原都知事についても同様で、やはり
「性の問題については『太陽の季節』などの小説で奔放な性を描き、『国家なる幻影』で明かした様にかつて自身もベトナムで買春行為を行うなど、自由な性行為を行っている。(wikipedia - 石原慎太郎)」
という話です。
なお、『国家なる幻影』に出てくるのは60年代の話で、最近の話ではないようです。
それにしても、自由な性行為って何ですか。相手の意思を尊重して、きちんと避妊して、それでも避妊に失敗したときの子供を受け持つ覚悟をして、・・・というものではないのですか?相手のことを考えない、自分勝手な性行為の間違いではないですか?

参考サイト
BLへのピンポイント攻撃開始か?---表現規制について少しだけ考えてみる(仮)
http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-898.html
このサイトによると、最近は、女性向けの漫画ばかりが有害図書に指定されているらしいです。

突然ですが・・・放射能を除染するときの注意

もう作業が終わっているかもしれませんが…
僕は放射線に全く詳しくありませんが、小中学校で保護者の皆様が放射能を取り除く作業をしているのをテレビで見た時に、気になったことがあります。マスクはしているのですが、メガネやサングラスで目からの被爆を防ごうとする人が全くいない事です。
除染をするときには、目に放射能を含んだゴミが入るのを減らすため、メガネ類をかけましょう。日用品のなかでは、水泳用のゴーグルが特によさそうです。
一刻も早い復興をお祈りしております。