投票率が低いですが・・・

NHKのニュースより(web上)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121216/k10014218031000.html
総務省がまとめた午前11時現在の全国の投票率は14.03%と、前回=平成21年の選挙より7.34ポイント低くなっています。

僭越ですが・・・投票に行きませんか。
支持できる政党がなくても、消去法やランダム、ヤマ勘で投票しませんか?

投票に行きましょう!

僭越ですが…

週刊朝日が、このままでは原発推進派が多く当選すると予測したようです。(他のいくつかの雑誌も同様の結果を出しているようです。)

確かに、雑誌の投票の予想はよく当たるような気がします。

でもあきらめるのは早すぎます。今回の選挙は、前回までと大きく違う点があります。

インターネット上の最大の検索サイトの google が、選挙関連の特設ページを設けて、トップページからそこにリンクを張っています。しかも、かなり中身の詰まったページです。子会社の youtube も動員しています。めったに投票しない人や、これまで投票しなかった、あるいは未成年で投票できなかった人も含めて、かなり多くの人がそのサイトを見るはずです。この、 google のページの作用によって、こうした人々の、今までなかった票がたくさん増えるはずです。こうして現れた未知の票は、今までの雑誌、テレビ、その他いろいろなメディアは、どんな手法でサンプルをとっても、予想がつかないはずです。

予想は当たらないでしょう。少なくとも、かなりずれるでしょう。

タイトルと重なって恐縮ですが、自分勝手で一方的な主張ではありますが、もう一度言わせていただきます。このブログを見た人は(笑)・・・投票に行ってください。

自民党の憲法改正案がとても非常識な件

自民党憲法改正の案を出したそうですが、思った以上にとんでもない条文のようです。
http://inotoru.dtiblog.com/blog-entry-644.html
自衛隊を正当化する、あるいは軍隊を正式に認めるだけ、そのための改正を望んでいるのだろうと思っていましたが(ちなみに私個人はそれも嫌です)、私は自民党を見くびっていたようです。
これが民主主義の国の政党のする事でしょうか?
かつて政権を握っていた、どこの国にもありそうな、普通の政党がこんな憲法を出していいのでしょうか?

東京都知事選について

二年前の今日、12月15日に、法案としては曖昧すぎる、意味不明な文章で悪名高い、あの青少年健全育成条例が成立しました。

明日は、衆議院選挙ですが、東京都知事選挙もあります。明日は、せっかくの選挙なのだから、漫画好きの、いやもっと多くの人のための、そしてもっと多くの失われつつある物のための---廃止された女性センター、都立児童養護施設定時制高校、経済学部の学部生が大学院への進学できなくなった東京都立大学など---のための、復讐の日にしましょう。

来年を、かつて多くの人が信じていた、---あるいは今でも一部の子供たちは信じているかもしれない---「明るい未来」とはほど遠いにしても、とにかく少しでもましな年にするために。

橋本市長、最低賃金の廃止を公約

橋本市長は、今回の選挙で、最低賃金の廃止を公約にしました。この公約はすぐに撤廃したそうですが、彼の人権軽視ぶりがここにも表れているように思えます。貧しい暮らしを経験したはずの橋本市長が、なぜ貧しい人々の暮らしを追い詰めるようなことを考えるのか全く理解できません。ひどい話です。

性の独占と支配

以前にも書きましたが、橋本知事は、漫画の規制を実質的に強化する一方で、東南アジアでの日本の男たちの買春行為を正当化する発言をしたようです。
漫画規制の強化(2010年にボーイズラブの本を東京都に先駆けて次々と指定したようです)の一方で、女性差別のたっぷり入った、まさにわいせつ発言。この発言をしているという事は、彼自身、外国でそういうことをしているからなのかもしれません。(ついでに言っておくと、売買春は犯罪とすべきでない、セックスワーカーへの差別こそ最大の問題である、という人がいますが、一方では家政婦など普通の仕事だと言ってだましてこのような危険な仕事につかせたり、極端な場合は不当で多額の借金を負わせて返済するまで監禁し、さらに稼ぎの大半をピンハネしたりすることがあり、この場合買春はそうした事実上の奴隷制、あるいは強姦以上におぞましい犯罪に間接的に加担することになるという話があります。)

このように、新保守主義の政治家が、セクハラや女性差別まがいの発言をすることがよくあるようです。(例:wikipediaによると、イタリアのベルルスコーニは、スペインの閣僚の過半数が女性になったことに対して「ピンク過ぎる。イタリアではありえない。イタリアは優秀な男性であふれているし、閣僚にふさわしい有能な女性を見つけるのは容易ではない」と発言。)

若者と女性の性を抑圧し(漫画規制もこれに当てはまります。)、一方でセクハラや女性差別まがいの発言をするのは、性の不当な独占と、性の不当で犯罪的な使用といえるのではないのでしょうか。これこそが性を用いた究極の、狂気じみた支配といえるのかもしれません。

ついでのもう一つ、私が言いたいことがあります----純潔教育を推進している人で、実際にその通りにストイックな生活をしている人が、いったいどれくらいいるのか、という事です。自分にできない事は、自分の子供にもできない可能性が高いから、それを前提に、社会の光と闇をきちんと教えるようにする、性教育もきちんとする・・・。

これはあくまで理想論です。世間知らずで引きこもりがちな生活をしている私でも、実行はとても大変であろうことは容易に想像がつきます。ただ、自分ができなかった理想を子供に望むではなく、その理想が間違っていたのではないか、と一度くらいは疑ってくらたら非常にありがたいなあ、と思うのです。

そして、純潔教育や漫画規制を推進している政治家や警察を含む官僚には、自分が守れなかった社会のルールを子供に守らせようとする親の心理を利用しつつ、一方で、性の不当な独占と、性の不当で犯罪的な使用を行っている人がいるかもしれない、という風に権力のある人々を疑う心を持ってほしいのです。

誰も心の内面を検閲することはできない

何か月か前・・・数年前かもしれない・・・テレビでプラハの春に関する番組があった。そこに住んでいるお年をめした男性がこんなことを言っていた・・・「誰も心の内面を検閲することはできない」
漫画規制について、ある社会学者もほぼ同じことを言っていた。
誰がこの素晴らしい言葉を最初に考えたのだろうか・・・このプラハの住人が最初だったのか、それとも・・・とても気になる。そのテレビ番組ももう一度見たい。番組名も忘れてしまったけれど。